藤安辰次郎(読み)フジヤス タツジロウ

20世紀日本人名事典 「藤安辰次郎」の解説

藤安 辰次郎
フジヤス タツジロウ

明治〜昭和期の実業家 鹿児島紡績社長;鹿児島商業会議所副会頭;貴院議員。



生年
文久2年3月(1862年)

没年
昭和6(1931)年3月2日

出身地
薩摩国(鹿児島県)

経歴
醸造業家業の家に生まれる。明治26年から鹿児島市区議、市議、鹿児島県議を歴任。鹿児島実業新聞社長となり、鹿児島商業会議所の設立に尽力し、大正5年副会頭となる。鹿児島紡績社長、大隅鉄道取締役なども務めた。14年から貴族院議員(多額納税者)。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤安辰次郎」の解説

藤安辰次郎 ふじやす-たつじろう

1862-1931 明治-昭和時代前期の実業家。
文久2年3月生まれ。家業は醸造業。鹿児島実業新聞社長。鹿児島商業会議所の設立につくし,大正5年副会頭となる。鹿児島紡績社長,大隅鉄道取締役などもつとめた。14年貴族院議員。昭和6年3月2日死去。70歳。薩摩(さつま)(鹿児島県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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