藤擬(読み)ふじもどき

精選版 日本国語大辞典 「藤擬」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐もどきふぢ‥【藤擬】

  1. 〘 名詞 〙 ジンチョウゲ科の落葉低木。中国原産で、観賞用に栽植される。高さ約一メートル。葉は短柄をもち対生。葉身披針形。春、葉よりも先に、葉腋より出した短い枝に淡紫色の花を数個つける。萼は筒状で先は四裂し、細毛が密に生える。花弁はない。漢名芫花。ちょうじざくら。さつまふじ。〔物品識名(1809)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

動植物名よみかた辞典 普及版 「藤擬」の解説

藤擬 (フジモドキ)

学名Daphne genkwa
植物。ジンチョウゲ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android