藤森静雄(読み)フジモリ シズオ

20世紀日本人名事典 「藤森静雄」の解説

藤森 静雄
フジモリ シズオ

大正・昭和期の版画



生年
明治24(1891)年8月1日

没年
昭和18(1943)年5月28日

出生地
福岡県久留米市

学歴〔年〕
東京美術学校西洋画科〔大正5年〕卒

経歴
在学中から木版画を始め、恩地孝四郎らと詩画同人誌「月映」を刊行。福岡県立嘉穂中学校図画教師となり、大正7年日本創作版画協会創立に参加、11年上京、春陽会日本版画協会などで活躍。昭和4〜7年刊行の「新東京百景」を分担制作、9年「大東京十二景」完成。10年福岡日日新聞連載の近松秋江「孔雀荘」の木版挿絵を担当。15年帰郷。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤森静雄」の解説

藤森静雄 ふじもり-しずお

1891-1943 大正-昭和時代前期の版画家。
明治24年8月1日生まれ。東京美術学校(現東京芸大)在学中に恩地孝四郎,田中恭吉と詩と版画の同人誌「月映(つくばえ)」を刊行。大正7年日本創作版画協会の創立に参加した。「新東京百景」(恩地らとの共同制作)や「大東京十二景」が代表作。昭和18年5月28日死去。53歳。福岡県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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