藤田神社(読み)とうだじんじや

日本歴史地名大系 「藤田神社」の解説

藤田神社
とうだじんじや

[現在地名]西都市藤田

藤田の飛地久米田くめだのうち字堀之内ほりのうちにあり、平郡へごおりから三財さんざいへ通じる道を入った台地上、三財川を遠望する地に建つ。大年神・倉稲魂命の二神を祀り、江戸時代までは年の神と称して藤田村のもう一つの飛地、三納みのう川の東、島田しまだに建っていたが、明治四年(一八七一)に現社名に改称し、同四三年に現在地に遷座した。旧村社。草創の経緯は不詳だが、文明年中(一四六九―八七)以前の創建と伝え、藤田村の産土神として信仰されてきた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android