藤蔓擬(読み)トウツルモドキ

デジタル大辞泉 「藤蔓擬」の意味・読み・例文・類語

とうつる‐もどき【藤×擬】

トウツルモドキ科蔓性つるせいの常緑低木。葉は線状披針形で、先端巻きひげとなる。白色小花が円錐状に密生して咲く。果実球形で赤く熟す。沖縄台湾などに分布

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 蔓性 名詞

精選版 日本国語大辞典 「藤蔓擬」の意味・読み・例文・類語

とうつる‐もどき【藤蔓擬】

  1. 〘 名詞 〙 トウツルモドキ科の常緑つる性低木。沖縄、八重山、台湾等に自生する。茎は長さ一〇メートル以上になり、緑色。葉は長さ一五~二五センチメートルの線状披針形で、先端は巻きひげとなる。枝の先端に長さ一〇センチメートル内外の円錐花序をつけ、白色の小さな花を密生する。果実は径五~六ミリメートルの球形で、赤熟する。漢名、藤竹仔。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android