藤蔭絃枝(読み)フジカゲ イトエ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「藤蔭絃枝」の解説

藤蔭 絃枝
フジカゲ イトエ


職業
日本舞踊家(藤蔭流)

本名
沖 カツ子

生年月日
明治40年 6月9日

出生地
香川県 丸亀市

経歴
福岡藤間流の舞踊を習い、上京後の昭和5年藤間静枝(初代藤蔭静枝、のち静樹)に入門、8年藤蔭絃枝を許された。藤蔭会に出演を続け、11年「藤蔭絃枝舞踊作品第1回発表会」を開いた。以来藤蔭会を主宰。22年2代目静枝を襲名の時、藤蔭流評議員。初代静枝死去の41年、理事長制となり、藤蔭流理事長となった。日本舞踊協会参与。作品に「横笛幻想曲」「香焔」「伝授山姥」「神歌と泉石」などがある。

没年月日
昭和50年 8月8日 (1975年)

家族
夫=沖 不可止(チェロ奏者)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「藤蔭絃枝」の解説

藤蔭 絃枝
フジカゲ イトエ

昭和期の日本舞踊家(藤蔭流)



生年
明治40(1907)年6月9日

没年
昭和50(1975)年8月8日

出生地
香川県丸亀市

本名
沖 カツ子

経歴
福岡で藤間流の舞踊を習い、上京後の昭和5年藤間静枝(1代目藤蔭静枝、のち静樹)に入門、8年藤蔭絃枝を許された。藤蔭会に出演を続け、11年「藤蔭絃枝舞踊作品第1回発表会」を開いた。以来藤蔭会を主宰。22年2代目静枝を襲名の時、藤蔭流評議員。1代目静枝死去の41年、理事長制となり、藤蔭流理事長となった。日本舞踊協会参与。作品に「横笛幻想曲」「香焰」「伝授山姥」「神歌と泉石」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤蔭絃枝」の解説

藤蔭絃枝 ふじかげ-いとえ

1907-1975 昭和時代の日本舞踊家。
明治40年6月9日生まれ。福岡で藤間流の舞踊をならい,上京して昭和5年藤間静枝(のちの藤蔭静樹(せいじゅ))に入門し,8年藤蔭絃枝の名をゆるされる。藤絃会を主宰し,藤蔭流の評議員,理事長などをつとめた。昭和50年8月8日死去。68歳。香川県出身。本名は沖カツ子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「藤蔭絃枝」の解説

藤蔭 絃枝 (ふじかげ いとえ)

生年月日:1907年6月9日
昭和時代の日本舞踊家。藤蔭流理事長;日本舞踊協会参与
1975年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android