藤行李(読み)フジゴリ

精選版 日本国語大辞典 「藤行李」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐ごりふぢ‥【藤行李】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふじごうり」の変化したもの ) =ふじごうり(藤行李)
    1. [初出の実例]「衣服は洗はずして、久しく藤行李(フヂゴリ)の内にをさむ」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉九)

ふじ‐ごうりふぢガウリ【藤行李・葛行李】

  1. 〘 名詞 〙 藤かずらを編んでつくった行李。ふじごり。
    1. [初出の実例]「是は張皮籠、こちは衣類の藤箇(フヂゴオリ)」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む