20世紀日本人名事典 「藤谷俊雄」の解説 藤谷 俊雄フジタニ トシオ 昭和期の日本史学者,僧侶 即現寺住職;元・部落問題研究所理事長・所長。 生年明治45(1912)年7月2日 没年平成7(1995)年2月11日 出生地京都府京都市 学歴〔年〕京都帝国大学史学科〔昭和12年〕卒 経歴京都市の真宗大谷派即現寺に生まれる。京都帝大在学中、「学生評論」編集に参加し、昭和13年治安維持法違反で検挙された。その後、即現寺住職となる。戦後、在野の歴史研究者・運動家として日本史研究会創立に参加し、編集委員を務める。部落問題にも関心を持ち、41年部落問題研究所理事長・所長に就任。著書に「神道信仰と民衆・天皇制」「戦後の部落問題研究」「おかげまいりとええじゃないか」、自伝的歴史小説「ファシズムと戦争の時代」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by