藤間正子(読み)フジマ セイコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「藤間正子」の解説

藤間 正子
フジマ セイコ


肩書
小唄松派家元

別名
芸名=松 正子(マツ セイコ)

生年月日
大正12年 12月4日

出生地
東京都 渋谷区

学歴
東洋英和女学院〔昭和16年〕卒

経歴
少女時代、父吉右衛門から三味線・小唄・長唄清元常磐津・一中節・宮園節・荻江節などを学ぶ。8代目松本幸志郎(のち松本白鸚)と結婚。昭和34年松正子と名乗り小唄を披露。60年、200年前の先祖松貫四の名をとった松派小唄家元を名乗り、東京・赤坂にけいこ場を開設した。また、「薫風曲」という新しい邦楽を作り、平成元年その第一作「額田王」を発表している。

没年月日
平成1年 8月2日 (1989年)

家族
父=中村 吉右衛門(初代),夫=松本 白鸚,長男=松本 幸四郎(9代目),二男=中村 吉右衛門(2代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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