藪片原(読み)やぶかたはら

日本歴史地名大系 「藪片原」の解説

藪片原
やぶかたはら

[現在地名]鳥取市元町(もとまち)・川端(かわばた)二丁目

川端一丁目・二丁目の南西、若桜(わかさ)橋から智頭(ちず)橋までの袋(ふくろ)川(旧袋川)沿いに続く武家屋敷地。町人町の川端二丁目との間にはくぎぬきとよばれる智頭街道の大木戸があり、智頭橋枡形の後ろに藪番廠、上土手筋に馬場があった(鳥府志)。寛文四年(一六六四)智頭橋北西側の武者溜が制札場と定められた。智頭街道筋に面して店舗を構える高砂屋六兵衛の南隣に、五尺と二間ほどに高さ二尺の石垣を築き、柿葺屋根の制札場が建てられた(町方御定)。同所は札の辻(ふだのつじ)とよばれた。享保一六年(一七三一)の銀札遣い改正時、佐分利九允屋敷が一時上り屋敷となり、同所へ銀札座が置かれたが、元文元年(一七三六)廃止となる(鳥府志)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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