藻塩火(読み)モシオビ

デジタル大辞泉 「藻塩火」の意味・読み・例文・類語

もしお‐び〔もしほ‐〕【藻塩火】

藻塩を焼く火。
「いつもかく淋しきものか蘆の屋にたきすさびたる海士あまの―」〈金槐集・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「藻塩火」の意味・読み・例文・類語

もしお‐び もしほ‥【藻塩火】

〘名〙 塩をつくるため藻塩を焼く火。また、製塩のため塩釜にたく火。
※後拾遺(1086)羇旅・五〇三「旅の空夜はの煙とのぼりなばあまのもしほ火たくかとやみむ〈花山院〉」

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