藻魚図(読み)そうぎょず(その他表記)zao-yu-tu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「藻魚図」の意味・わかりやすい解説

藻魚図
そうぎょず
zao-yu-tu

水中の魚類,水藻などを主題とした東洋画。中国,五代すでにこれを得意とする画家が現れたが,形式的に整えたのは北宋の劉さいであろう。南宋では范安仁が著名。元には頼庵がおり作品が日本に伝わる。藻魚図では勾勒填彩 (こうろくてんさい) 画法と没骨 (もっこつ) 画風を併用,両者を一画面に調和して用いるのが通例。また北宋以後,江南の地方形式として定着したようであり,のちの花鳥画風にも多くの影響を与えた。

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