勾勒填彩(読み)こうろくてんさい(英語表記)gou-le tian-cai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

勾勒填彩
こうろくてんさい
gou-le tian-cai

中国における彩色画法。描線で形体の輪郭をくくり,その中を色彩で埋める画法。日本画の籠かき,彫り塗にあたる言葉で,さらに描き起しの技法も含む。徐氏体 (→黄・徐二体 ) の没骨 (もっこつ) 画法に対し,この画法の伝統は古く,ことに骨気を示す点でより正統とされていた。五代,宋初に氏一族によって形式が整えられ (黄氏体) ,花鳥画における「富貴」の体として長く伝承された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

4低男子

女性が結婚相手に望む理想の男性像の一つ。「4低」は、女性に対して威圧的な態度を取らない「低姿勢」、家事や子育てを分担して妻に依存しない「低依存」、堅実な仕事に就きリストラに遭うリスクが少ない「低リスク...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android