日本歴史地名大系 「蘆原村」の解説 蘆原村あしのはらむら 福島県:南会津郡下郷町蘆原村[現在地名]下郷町高陦(たかしま)田代(たしろ)村の東、阿賀川支流鶴沼(つるぬま)川右岸の段丘と山地に立地。蘆野原とも書く。地内の文次郎(ぶんじろう)・御霊平(ごりようだいら)などに縄文時代・弥生時代の遺跡がある。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に村名がみえ、高三五五石余。南山御蔵入領の弥五島組に属する。元和七年(一六二一)と寛永五年(一六二八)に、岩瀬郡湯本(ゆもと)村(現天栄村)および白岩(しらいわ)村・田代村との間で山境争論があった(新編会津風土記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by