日本歴史地名大系 「蘆部岡村」の解説 蘆部岡村あしべおかむら 青森県:西津軽郡木造町蘆部岡村[現在地名]木造町出野里(いでのさと)岩木川の自然堤防に沿って発達し、北は豊川(とよかわ)村(現稲垣村)、南は出野里村に続く。東の対岸に藻川(もがわ)村(現五所川原市)、西は田圃を隔てて吉出(よしいで)村(現稲垣村)。天和元年(一六八一)の開村という(西津軽郡史)。享保一二年(一七二七)広須組に属し、川通三二ヵ村の一つで村位は下とある(平山日記)。元文元年(一七三六)の検地帳によれば、田畑屋敷合せて二九町七反五畝一五歩、村高二一九・一六二石であった。うち田方は二八町六反一畝一〇歩で二一四・九一二石、上田から下々田まで設定され、中田と下田はそれぞれ九町三反九畝余、下々田は七町二反四畝余の広さを占める。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by