旺文社日本史事典 三訂版 「蘭溪道隆」の解説
蘭溪道隆
らんけいどうりゅう
鎌倉時代,宋より来日した臨済宗の僧
1246年来朝し,筑前円覚寺,京都泉涌 (せんにゆう) 寺の来迎院,鎌倉寿福寺などに寓居したが,'53年北条時頼により建長寺が創建されると招かれてその開山となった。のち京都建仁寺に住したが再び建長寺に帰り同寺で没した。彼により宋風の本格的な臨済禅が広まった。
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