蘭竹(読み)ランチク

デジタル大辞泉 「蘭竹」の意味・読み・例文・類語

らん‐ちく【×蘭竹】

東洋画画題の一。を配したもの。蘭は世に埋もれた高節の士に、竹は冬の風雪にも緑を失わないところから君子にたとえられ、文人画家が好んで描いた。

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精選版 日本国語大辞典 「蘭竹」の意味・読み・例文・類語

らん‐ちく【蘭竹】

  1. 〘 名詞 〙 東洋画の画題。蘭に竹を配したもの。蘭は世に埋もれた高節の士に、竹は冬の風雪にも緑を失わないところから君子にたとえられ、中国文人の理想像として文人画家が好んで描く。〔随筆・莛響録(1767)〕

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