高節(読み)コウセツ

デジタル大辞泉 「高節」の意味・読み・例文・類語

こう‐せつ〔カウ‐〕【高節】

気高い節操。堅い信念
「誰か其の―を欽慕きんぼせざらんや」〈鉄腸雪中梅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高節」の意味・読み・例文・類語

こう‐せつカウ‥【高節】

  1. 〘 名詞 〙 人よりぬきんでた堅い信念。けだかい節操。
    1. [初出の実例]「師之修己、霜松雪竹詎足高節清操」(出典:旱霖集(1422)祭浄行菴月菴和尚文)
    2. [その他の文献]〔左思‐呉都賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「高節」の読み・字形・画数・意味

【高節】こう(かう)せつ

高い節操。〔史記、田伝論賛〕田の高なる、客義をひてに從つて死す。豈に至賢に非ずや。余、因りて焉(ここ)に列す。

字通「高」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android