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虎の頭 トラノカシラ

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デジタル大辞泉の解説

とら‐の‐かしら【虎の頭】

虎の頭の形に模した作り物。それを煮るまねをした湯で産湯を使わせると、子供の穢(けが)れを払い丈夫に育つといわれた。後世の犬張り子はこれに倣ったものといわれる。

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大辞林 第三版の解説

とらのかしら【虎の頭】

虎の頭部に似せた作り物。昔、貴人の家でその影を映した湯で産湯うぶゆを使わせると邪気を払い、嬰児えいじは生涯無病であるとされた。 「 -宮の内侍とりて御さきにまゐる/紫式部日記」

出典|三省堂
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世界大百科事典内の虎の頭の言及

【トラ(虎)】より

…【村下 重夫】
[医術,呪術]
 《紫式部日記》には,中宮彰子が出産した皇子の〈御湯殿の儀式〉(産湯)の際,〈虎のかしら宮の内侍とりて御さきにまゐる〉と記されている。中国隋代の《産経》に〈初湯の際,虎の頭を湯の中に漬して沐浴すると,児を無病にする〉とある。紫式部は〈夜さりの御湯殿とても,さまばかりしきりてまゐる〉と書いているので,当時すでに形式的なものになっていたと思われる。…

※「虎の頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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