虚気(読み)きょき

精選版 日本国語大辞典 「虚気」の意味・読み・例文・類語

きょ‐き【虚気】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 体の衰弱する病気
    1. [初出の実例]「きょきにはきょきの薬をあたへたぞ」(出典:史料編纂所本人天眼目抄(1471‐73)六)
  3. わだかまりや先入観のない心。
    1. [初出の実例]「平心虚気を以て思考すれば瞬時にして其の行はれ難きを知るべき」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. [その他の文献]〔管子‐版法解〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「虚気」の読み・字形・画数・意味

【虚気】きよき

虚心。

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