虚無僧笠(読み)こもそうがさ

精選版 日本国語大辞典 「虚無僧笠」の意味・読み・例文・類語

こもそう‐がさ【虚無僧笠】

  1. 〘 名詞 〙 虚無僧のかぶる編笠。古くはすり鉢を伏せた形をしていたが、後には円筒状に深く編んだ。こもがさ。熊谷笠天蓋。虚無僧編笠。
    1. [初出の実例]「延宝の頃熊谷笠、薦僧笠抔時花て、八分ぞりはやる」(出典:随筆・むかしむかし物語(1732頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android