虚空蔵山城跡(読み)こくぞうやまじようあと

日本歴史地名大系 「虚空蔵山城跡」の解説

虚空蔵山城跡
こくぞうやまじようあと

[現在地名]辰口町館・和気

鍋谷なべたに川中流北岸の丘陵上(標高約一三七メートル)にあり、石川・能美平野一円を眺望できる。最頂部の本丸跡ほか二の丸・馬場など六ヵ所に平坦面(郭)があり、尾根筋を切断した空堀がみられる。本丸の南西方斜面には山麓部から大手門に通じる石垣状の土塁が構築されている。昭和五五年(一九八〇)以降、学術調査(国庫補助事業)が行われ、大手門・本丸・二の丸などで発掘調査が実施されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「虚空蔵山城跡」の解説

虚空蔵山城跡(会田城)

(長野県松本市)
信州の史跡百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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