虚空蔵村(読み)こくぞうむら

日本歴史地名大系 「虚空蔵村」の解説

虚空蔵村
こくぞうむら

[現在地名]奈良市虚空蔵町

高樋たかひ村の南方にある渓谷集落。「大和志」には「旧名清澄荘」と記す。弘仁こうにん寺の所在地。慶長郷帳の村高七六・六四石。近世の初め幕府領(代官大久保長安)、元和五年(一六一九)津藩(藤堂高虎)領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android