虫封(読み)むしふうじ

精選版 日本国語大辞典 「虫封」の意味・読み・例文・類語

むし‐ふうじ【虫封】

  1. 〘 名詞 〙 小児に虫けの起こらないように、加持祈祷などでまじないをすること。また、そのための護符年頃の娘などに悪い男(虫)がつかないように、というまじないにもいう。
    1. [初出の実例]「つま恋の娘を母の虫封じ」(出典:雑俳・柳多留‐一一六(1832))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android