虫封(読み)むしふうじ

精選版 日本国語大辞典 「虫封」の意味・読み・例文・類語

むし‐ふうじ【虫封】

  1. 〘 名詞 〙 小児に虫けの起こらないように、加持祈祷などでまじないをすること。また、そのための護符年頃の娘などに悪い男(虫)がつかないように、というまじないにもいう。
    1. [初出の実例]「つま恋の娘を母の虫封じ」(出典:雑俳・柳多留‐一一六(1832))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む