蛇浦村
へびうらむら
[現在地名]風間浦村蛇浦
下北半島の西北端部に位置し、津軽海峡に面する。西は折戸山(一一九・一メートル)を隔てて大間村(現大間町)、東は易国間村と接する。康正年間(一四五五―五七)の蠣崎の乱の頃は「蛇沼」と称したというが(東北太平記)、委細不明。
正保四年(一六四七)の南部領内総絵図に「蛇ウタ」とみえるが、村名の記載はない。雑書の延宝五年(一六七七)五月二八日条に「蛇浦之内ねた内」に塩釜が設けられたとある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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