風間浦村(読み)かざまうらむら

日本歴史地名大系 「風間浦村」の解説

風間浦村
かざまうらむら

面積:六九・八〇平方キロ

下北半島の西北端に位置し、津軽海峡に面する。東と南はひうち(七八一・三メートル)大石八森おおいしはちもり(五七四・一メートル)目滝めたき(六一八・四メートル)稜線を境にして大畑おおはた町と接し、西は目滝山・三界平さんかいだいら(三四六メートル)折戸おりと(一一九・一メートル)を隔てて大間おおま町と接する。燧岳・大石八森・目滝山の北の山脚部に海岸段丘がみられるが、村の大半は山地である。山稜周辺より易国間いこくま川・目滝川などの諸川が北流して津軽海峡に注ぐ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「風間浦村」の意味・わかりやすい解説

風間浦〔村〕
かざまうら

青森県北部,下北半島北岸の村。 1889年下風呂 (しもふろ) ,易国間 (いこくま) ,蛇浦 (へびうら) の3村が合体して成立。旧村名から1字ずつとって命名された。村域の 87%が山地。海岸に面して下風呂温泉が湧出し,津軽海峡を望む観光地となっている。海岸に沿って国道 279号線が通っている。面積 69.55km2人口 1636(2020)。

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