蛇目を灰汁で洗ったよう(読み)じゃのめをあくであらったよう

精選版 日本国語大辞典 「蛇目を灰汁で洗ったよう」の意味・読み・例文・類語

じゃのめ【蛇目】 を 灰汁(あく)で洗(あら)ったよう

  1. ( もともと鋭いヘビの目を、さらに灰汁で洗う意から ) 眼光のきわめて鋭いさま。目などのきらきら光るさま。また、正邪善悪など物事を明らかに識別する眼力をたとえていう。
    1. [初出の実例]「蛇(ジャ)の目あくであらうみ照す月夜哉〈貞徳〉」(出典:俳諧・山の井(1648)秋)
    2. 「当時仁者と名の高い大館様へお願ひ申し御詮議受けたら御名智に蛇(ジャ)の目(メ)を灰汁(アク)で洗(アラ)ったやうに、善と悪とは分かります」(出典:歌舞伎勧善懲悪覗機関村井長庵)(1862)六幕)

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