蛍光ガラス線量計(読み)ケイコウガラスセンリョウケイ

デジタル大辞泉 「蛍光ガラス線量計」の意味・読み・例文・類語

けいこうガラス‐せんりょうけい〔ケイクワウ‐センリヤウケイ〕【蛍光ガラス線量計】

放射線の線量を計測する線量計一種放射線を受けたガラス素子に紫外線を照射すると蛍光を発する、ラジオフォトルミネセンスという現象を利用する。受けた放射線の量に比例して蛍光量が変化するため、線量を測定することができる。ガラス素子にはリン酸塩ガラスなどが用いられる。ガラス線量計。ガラスバッジ。RPLD(radiophotoluminescence glass dosimeter)。→熱ルミネセンス線量計
[補説]原子力施設放射線治療診断を行う医療施設などで作業従事者の被曝量を測定する個人線量計として使用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む