蛍茶屋(読み)ほたるぢゃや

精選版 日本国語大辞典 「蛍茶屋」の意味・読み・例文・類語

ほたる‐ぢゃや【蛍茶屋】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、京都祇園新地の続きの、表むきは水茶屋にこしらえ、売春婦をかかえていた下級色茶屋。ほたる。
    1. [初出の実例]「此顔見世より蛍(ホタル)茶やの前、忍ぶ縄手矢倉へ」(出典浮世草子・西鶴伝授車(1716)四)

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