蛤で海をかえる(読み)はまぐりでうみをかえる

精選版 日本国語大辞典 「蛤で海をかえる」の意味・読み・例文・類語

はまぐり【蛤】 で 海(うみ)を=かえる[=測(はか)る]

  1. ( 蛤の貝殻で海の水をはかるという「東方朔‐答客難」の「以管闚天、以蠡測海」による ) 到底なしとげることができないこと、いくら努力しても無駄なことのたとえにいう。蛤を以て大海を測る。蜆貝で海を測る。
    1. [初出の実例]「かかる凡夫の身を以て浮世のきづなを離れんとは、蠡(ハマグリ)にて海をかへ燈心にて須彌山(しゅみせん)を、引よせんとする如く」(出典浄瑠璃釈迦如来誕生会(1714)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む