精選版 日本国語大辞典 「蛤で海をかえる」の意味・読み・例文・類語 はまぐり【蛤】 で 海(うみ)を=かえる[=測(はか)る] ( 蛤の貝殻で海の水をはかるという「東方朔‐答客難」の「以レ管闚レ天、以レ蠡測レ海」による ) 到底なしとげることができないこと、いくら努力しても無駄なことのたとえにいう。蛤を以て大海を測る。蜆貝で海を測る。[初出の実例]「かかる凡夫の身を以て浮世のきづなを離れんとは、蠡(ハマグリ)にて海をかへ燈心にて須彌山(しゅみせん)を、引よせんとする如く」(出典:浄瑠璃・釈迦如来誕生会(1714)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例