日本歴史地名大系 「蛤町続北本所代地町」の解説 蛤町続北本所代地町はまぐりちようつづききたほんじよだいちまち 東京都:江東区旧深川区地区蛤町続北本所代地町[現在地名]江東区深川一―二丁目油(あぶら)堀北岸の代地町。北は佐賀(さが)町代地、西は蛇行する油堀を挟んで黒江(くろえ)町、東は南本所石原(みなみほんじよいしわら)町代地。文政町方書上によると、もとは北本所表(きたほんじよおもて)町(現墨田区)の内だったが、元禄一一年(一六九八)松平対馬守屋敷地となり召上げられ、宝永二年(一七〇五)五月深川妙栄(みようえい)寺跡地に代地が置かれた。翌年家作御免、町並屋敷となり、正徳三年(一七一三)から町奉行・代官の両支配となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報