蛺擬蝶(読み)たてはもどき

精選版 日本国語大辞典 「蛺擬蝶」の意味・読み・例文・類語

たては‐もどき【&JISEE75;擬蝶】

  1. 〘 名詞 〙 タテハチョウ科のチョウ。はねの開張五センチメートル内外。表面は橙黄色で、前後に各一個の眼状紋があり、裏面は灰黄褐色。五月ごろから数回発生し、成虫で越冬する。東洋熱帯域に分布し、日本では九州南部以南に産する。水稲早期栽培普及により、収穫後の水田幼虫が好むスズメノトウガラシが生え、分布を広げた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android