蛺擬蝶(読み)たてはもどき

精選版 日本国語大辞典 「蛺擬蝶」の意味・読み・例文・類語

たては‐もどき【蛺擬蝶】

  1. 〘 名詞 〙 タテハチョウ科のチョウ。はねの開張五センチメートル内外。表面は橙黄色で、前後に各一個の眼状紋があり、裏面は灰黄褐色。五月ごろから数回発生し、成虫で越冬する。東洋熱帯域に分布し、日本では九州南部以南に産する。水稲早期栽培普及により、収穫後の水田幼虫が好むスズメノトウガラシが生え、分布を広げた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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