デジタル大辞泉 「蛻」の意味・読み・例文・類語 も‐ぬけ【×蛻/×裳▽脱け/藻抜け】 蝉せみや蛇が脱皮すること。また、そのぬけがら。[補説]「藻抜け」は当て字。[類語]脱皮・抜け殻・蛹化ようか・羽化 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「蛻」の読み・字形・画数・意味 蛻13画 [字音] ゼイ[字訓] ぬけがら・もぬけ[説文解字] [字形] 形声声符は兌(だつ)。兌に・(税)(ぜい)の声がある。〔説文〕十三上に「蛇・の解くの皮なり」とあって、脱皮した皮。十二上に「解(かいぜい)なり」とあり、脱皮することをいう。[訓義]1. ぬけがら、もぬけのから。2. もぬけ、ぬけでる。[古辞書の訓]〔新字鏡〕蛻 毛奴介加波(もぬけかは) 〔字鏡集〕蛻 ヘビノモヌケ・モヌク・ミダル・クチナハノカハ・セミノカラ・セミノモヌケ[語系]蛻・・(脱)・(説)thuatは同声。・奪duatは奪う、褫diaiははぎとる。ぬぐと、ぬがせる。みな同系の語である。[熟語]蛻衣▶・蛻委▶・蛻演▶・蛻解▶・蛻殻▶・蛻形▶・蛻骨▶・蛻質▶・蛻迹▶・蛻▶・蛻脱▶・蛻留▶[下接語]委蛻・蛻・坐蛻・三蛻・神蛻・潜蛻・蛻・蛇蛻・地蛻・変蛻・離蛻・竜蛻 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報