蜘蛛の網(読み)クモノイ

デジタル大辞泉 「蜘蛛の網」の意味・読み・例文・類語

くも‐の‐い【蜘蛛の網】

クモの巣。クモの糸。 夏》「―や朝日射しきて大輪に/汀女

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精選版 日本国語大辞典 「蜘蛛の網」の意味・読み・例文・類語

ちちゅう【蜘蛛】 の 網(あみ)

  1. いくら望んでも、とうてい及ばないことのたとえ。蟷螂(とうろう)の斧(おの)
    1. [初出の実例]「あの殿原が分として、祐経をねらふ事はたうらうがをのとかや。ちちうがあみにあひおなじ」(出典:幸若・夜討曾我(室町末‐近世初))

くも【蜘蛛】 の 網(あみ)

  1. くも(蜘蛛)の巣季語・夏 》
    1. [初出の実例]「くものあみに吹きくる風はとめつとも人の心をいかが頼まん」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)四)

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