蜘蛛手格子(読み)クモデゴウシ

デジタル大辞泉 「蜘蛛手格子」の意味・読み・例文・類語

くもで‐ごうし〔‐ガウシ〕【蜘蛛手格子】

材を縦横に交差させて厳重に構えた、獄舎などの格子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蜘蛛手格子」の意味・読み・例文・類語

くもで‐ごうし ‥ガウシ【蜘蛛手格子】

〘名〙 材木や鉄などを縦横に複雑に交差させて厳重に構えた獄舎などの格子。
幸若景清(室町末‐近世初)下「つめ牢に拵、しゅごの木を取寄て、くもでごふしに切込だり」

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