切込(読み)きれこみ

精選版 日本国語大辞典 「切込」の意味・読み・例文・類語

きれ‐こみ【切込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 深く切れていること。また、そのあと。きりこみ。
    1. [初出の実例]「物おどろき船橋ずまひ、きれこみ、のりずまひを大事ときらふべし」(出典:仮名草子・可笑記(1642)三)
    2. 「洞の内部はきはめて単純な半円で、こまかな屈折も切れこみもなく」(出典:ひかりごけ(1954)〈武田泰淳〉)
  3. 植物の葉などのまわりの刻み。欠刻(けっこく)鋸歯(きょし)など。
  4. 収支決算の赤字欠損

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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