20世紀日本人名事典 「蜷川龍夫」の解説 蜷川 龍夫ニナガワ タツオ 大正・昭和期の教育者 元・富山高等学校(旧制)校長。 生年明治9年11月15日(1876年) 没年昭和16(1941)年12月17日 学歴〔年〕東京帝大卒,東京帝大大学院修了 経歴大学で漢文を専攻し、さらに大学院においてインド哲学を学んだ。明治43年より奈良女高師教授として倫理学を講義。大正10年富山師範学校長、昭和6年富山高等学校(旧制)3代目校長に。この間「北方教育」を主唱し、つねに新しい時代の教育を考え続け、15年退職後の宗務・幼児教育にも大きな功績を残した。著書に「小さい倫理学」「孔夫子伝」「日蓮上人伝」「仏教倫理学」「儒教哲学論」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by