蜻(漢字)

普及版 字通 「蜻(漢字)」の読み・字形・画数・意味


14画

[字音] セイ
[字訓] こおろぎ・とんぼ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(青)(せい)。〔説文十三上に「蜻(せいれつ)なり」とあり、こおろぎをいう。〔方言、十一〕に「蜻、楚にては之れを蟋蟀(しっしゅつ)と謂ふ」とみえる。蜻蛉はとんぼ。また〔方言、十一〕に「の~、之れを蜻蜻と謂ふ」とあり、むぎわらぜみをいう。

[訓義]
1. こおろぎ、やまとすず。
2. 蜻蛉は、とんぼ。
3. 蜻蜻は、むぎわらぜみ。

[古辞書の訓]
字鏡集〕蜻 カゲロフ・コホロギ・セミ

[熟語]
蜻蜻・蜻・蜻

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android