蝦夷瓢箪木(読み)えぞひょうたんぼく

精選版 日本国語大辞典 「蝦夷瓢箪木」の意味・読み・例文・類語

えぞ‐ひょうたんぼく‥ヘウタンボク【蝦夷瓢箪木】

  1. 〘 名詞 〙 スイカズラ科の落葉低木。北海道、本州中・北部サハリン南千島山地に生える。葉は長さ五~一〇センチメートル、幅二~五センチメートルの長楕円状卵形で先がとがり、縁や下面には毛がある。花は赤色で、二つ並んで咲き子房が互いに癒合しているため、果実も二個が合わさって一個となり赤く熟して径約七ミリメートルとなる。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蝦夷瓢箪木」の解説

蝦夷瓢箪木 (エゾヒョウタンボク)

学名Lonicera alpigena var.glehnii
植物。スイカズラ科の落葉低木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の蝦夷瓢箪木の言及

【ヒョウタンボク】より

… スイカズラ属Loniceraは北半球に約150種あり,花が美しく香りがあり,ハナヒョウタンボクL.maackii Maxim.など低木性のいくつかの種が,スイカズラのようなつる性の種とともに庭木として栽培される。隣接する二つの花は互いに合着する傾向をもち,エゾヒョウタンボクL.alpigena L.var.glehnii (Fr.Schm.) Nakaiのように二つの子房が完全に一つになり,見かけ上1子房に二つの花が咲いているようになったものもある。【福岡 誠行】。…

※「蝦夷瓢箪木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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