蝶足(読み)チョウアシ

デジタル大辞泉 「蝶足」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐あし〔テフ‐〕【×蝶足】

ぜんなどの足の末端チョウが羽を広げたような形になっているもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蝶足」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐あしテフ‥【蝶足】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 膳などの足の末端が広くて、蝶が羽をひろげた形に似たもの。また、そのような形をしたもの。〔書言字考節用集(1717)〕
    1. [初出の実例]「てうあしのぜんをとりまき、しんぞうども、げびぞうをはじめる」(出典:洒落本・通言総籬(1787)二)
  3. ちょうあしぜん(蝶足膳)」の略。
    1. [初出の実例]「蝶足の夢かうつつか但又〈高政〉 戻子(もじ)戸棚のさよの中山如風〉」(出典:俳諧・中庸姿(1679))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android