蝸涎(読み)カセン

デジタル大辞泉 「蝸涎」の意味・読み・例文・類語

か‐せん〔クワ‐〕【××涎】

カタツムリがはい回った跡に残る粘液の筋。

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精選版 日本国語大辞典 「蝸涎」の意味・読み・例文・類語

か‐せんクヮ‥【蝸涎】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「涎」はよだれの意 ) 蝸牛(かたつむり)がはったあとに残る粘液の跡。蝸跡(かせき)
    1. [初出の実例]「蝸涎現篆朝暾壁、蛛網留珠夜雨墻」(出典五山堂詩話(1807‐16)一)
    2. [その他の文献]〔杜牧‐華清宮詩〕

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