融残り岩(読み)とけのこりがん(その他表記)residue

翻訳|residue

最新 地学事典 「融残り岩」の解説

とけのこりがん
融残り岩

residue ,restite

溶残り岩とも書く。部分溶融によりマグマが形成され分離した後の融残り物質。残留岩・残渣岩・残滓岩と呼ぶこともあり,用語として定まっていない。相対的にコンパティブル成分に富む。典型的なものはある種のかんらん岩である。例えば,レールゾライトの部分融解の程度を上げていくと,融残り相はハルツバージャイトからダナイトへと変化する。上部マントルかんらん岩の多くは玄武岩マグマ形成後の融残り岩の性質を示す。より珪長質な初生マグマの融残り岩は苦鉄質(またはより珪長質)な深成岩となる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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