螻蛄羽(読み)ケラバ

精選版 日本国語大辞典 「螻蛄羽」の意味・読み・例文・類語

けら‐ば【螻蛄羽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 切妻屋根の端。軒端(のきば)。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
  3. 屋根の端瓦の先を漆喰(しっくい)塗りにすること。
    1. [初出の実例]「江戸土蔵は瓦葺也。〈略〉屋端瓦の耳を漆喰ぬりにする、号けてけらばと云也」(出典:随筆・守貞漫稿(1837‐53)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む