蠹害(読み)トガイ

デジタル大辞泉 「蠹害」の意味・読み・例文・類語

と‐がい【×蠹害】

虫が物を食って害をなすこと。
物事を害すること。また、その者。
「これ当家の―、釈門残賊なるべし」〈太平記一八

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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普及版 字通 「蠹害」の読み・字形・画数・意味

【蠹害】とがい

害毒となる。〔後漢書、劉陶伝〕に詔して、謠言(世間の評)を以て、刺・二千石の民の蠹を爲すを擧げしむ。~議曹操、上言す。の擧ぐるは、(おほむ)ね其の私に黨すと。

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