血の道症(読み)ちのみちしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「血の道症」の意味・わかりやすい解説

血の道症
ちのみちしょう

産褥時の異常,月経時の全身および局部の異常,月経閉止期の各種の異常 (いわゆる更年期障害) など女性にみられる特有な症状に対する漢方独自の病名。女性に多い内分泌機能不全の反映とみられる。頭痛,のぼせ,めまい,熱冷感,発汗情動不穏などの不定愁訴,あるいは精神身体症候群の総称として使う場合もある。また女性性器の出血婦人病をいうこともある。

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