血労(読み)ちろう

精選版 日本国語大辞典 「血労」の意味・読み・例文・類語

ち‐ろう‥ラウ【血労・血癆】

  1. 〘 名詞 〙 婦人病気で、疲労し、胸苦しく、食欲がなくなり、熱が出たり、汗が出たりするもの。
    1. [初出の実例]「お八重の血の道〈略〉是を其儘捨置(おか)ば、気が違ふか血労(チラウ)に成と医師の見立に」(出典人情本花鳥風月(1830‐44頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む