血文(読み)チブミ

精選版 日本国語大辞典 「血文」の意味・読み・例文・類語

ち‐ぶみ【血文】

  1. 〘 名詞 〙 血で書いた文。起請などに用いる血書。
    1. [初出の実例]「又、便にあふたらば、ちぶみ、きせう、山もくづれ、うみもうまるほどの、ばちもんをかくべし」(出典:評判記・秘伝書(1655頃)つづけてなぐるるときの事)
    2. 「此中に女郎わか衆かための証文、大形は血文(チブミ)なり」(出典浮世草子好色一代男(1682)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む