ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「血清コレステロール」の意味・わかりやすい解説 血清コレステロールけっせいコレステロールserum cholesterol 血清中にある誘導脂質の一つ。脂肪酸と結びついたエステル型と,別々に離れた遊離型の2種があり,あわせて総コレステロールという。動脈硬化や結石の一因ともなるが,血管の強化や維持に重要な役割を果し,また副腎皮質ホルモンや性ホルモン,あるいは胆汁酸をつくる材料になる。人体には欠かせないもの。総コレステロールの正常値は 120~220mg/dl。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by