血球素ともいい、血液中に存在し、酸素の運搬に関与する色素タンパク質で、普通、高等動物の赤血球中に存在するヘモグロビンをさす。
[編集部]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
[同義異語]ヘモグロビン
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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[血球の機能]
赤血球,白血球,血小板はそれぞれ独立した働きをして,生命の維持に欠かせない役割をはたしている。(1)赤血球 おもな機能は酸素の運搬で,これは赤血球の中に含まれているヘモグロビン(血色素)の働きによる。1gのヘモグロビンは最高1.39mlの酸素を結合することができる。…
…血液中の酸素を運搬する赤色色素タンパク質。血色素ともいう。Hbと略される。…
※「血色素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」