行って来い(読み)イッテコイ

デジタル大辞泉 「行って来い」の意味・読み・例文・類語

いって‐こい【行って来い/往って来い】

博打ばくち相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから―だ」
歌舞伎演出で、ある場面から別の場面に替わり、またもとの場面に戻ること。普通は回り舞台によって行う。
相撲で、いなすこと。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「行って来い」の意味・読み・例文・類語

いって‐こい【行来・往来】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 相撲で、急に身をかわして相手をよろめかせること。いなすこと。
  3. 歌舞伎で、舞台面が回って他の舞台面に替わり、さらに再転して元の舞台面となること。
  4. 取引相場で、かなりの幅の値上がり、または、値下がりをしたのに、すぐ、もとの相場に戻ってしまうこと。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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